「緑と暮らす家」の建て方を紹介します。
この住宅は、道路側から見ると平屋のように見えますが、
屋根勾配によりリビング上部が吹抜けとなり
敷地奥側の2階とつながっている空間です。
リビングは3間間口(5.46m)あるので、
大きな梁を均等に設けています。
梁のスパン(長さ)や梁サイズが大きいので、
ここは集成材を使用しています。
2階は勾配屋根なりの天井になった空間です。
壁や天井のボードが施工されれば、
ボリュームも見えてきます。
室内には構造材は見えません。
ここに断熱材が入る下地を組み、
350~400程断熱材を吹き込みます。
梁の上に合板が見えますが、
垂木を施工するのに作業性を高めることと、
ある程度の屋根面剛性を保つために合板を張っています。
構造のバランスや断熱性含め、躯体の重要な工事が進んでいます。
人間の体同様、住宅の骨格はとても大事と考え、
日々大工さんや職人さんと仕事をしています<(_ _)>
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