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執筆者の写真Yoh Ohtsuka

仕上げの木材

「緑と暮らす家」では階段材やカウンター天板、

デスクなどに広葉樹を使います。

先日、施工をお願いしている岩井沢工務所さんの作業場に伺い

クライアント御夫婦、岩井沢社長と木材を選びました。




天板には、アカマツやセン、2階のデスクには

1枚板で年輪がとても密な杉材です。

室内の壁が質感の良い塗装となりますので、

素材の対比が楽しみです。



リビングの床は岩手県産の

ナラフロアを貼っています。

オイルを塗れば、より深い味わいになる材料です。

因みに窓際の床材が無い部分には

パネルヒーターを埋め込みます。

性能の良いサッシといえど、200ミリを超える断熱壁には

熱性能としてかないませんので

ドラフト防止も兼ねた配置です。



寝室の床には岩手県産イタヤカエデのフロア。

色や木目も繊細な美しさです。



キッチンダイニング天井の杉羽目板も

綺麗に施工されました。

写真中央の柱や壁に囲われた部分は、

キッチン脇の冷蔵庫置場。

LDKが5m以上のスパンですので、

2階床荷重の負担や

筋交いを入れることで、耐力壁距離を

短くする役割も担っております。



室内の石膏ボードも大体張り終わりました。

これからジョイント処理をし、

塗装用の壁紙を張ります。

屋根成りの勾配天井に刷毛ムラが残る

ポーターズペイントを塗装します。

光と塗装のテクスチャがこの大きな面に、

どのような表情を見せてくれるのでしょうか。


毎回現場に行くのが楽しいこの頃です(^^)/









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